映画が伝えたかったことを想像する
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Posted by なお
 
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さんかく
タイトル  : 「さんかく」    2010年 日本
監督    : 吉田恵輔
キャスト  : 高岡蒼甫、小野恵令奈、田畑智子、大島優子、矢沢心

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今週は風邪を引き、それなのに今日は健康診断&胃カメラを受けました。
胃カメラは口から入れるタイプで、案の定、オエっとなり涙目になり辛かったです涙。

そんなこんなでまだ『マイバックページ』を観にいけません。


でも、また素敵な邦画に出会えました。

『さんかく』、と聞いてかわいいタイトルとは裏腹に、
予想外のギャっとなるようなシーンも幾つかあり、とても惹きつけられて鑑賞しました。

『純喫茶磯辺』の監督の作品ということで、そのときも感じた
10代特有の女の子の魅力がとても瑞々しくかかれていて、(そのときは仲里依沙ちゃん)
とても好きでした。


百瀬(高岡蒼甫)のダメ男っぷり、佳代(田畑智子)のめんどくさい女っぷり、
モモちゃん(小野恵令奈)の小悪魔っぷりが、本当にそれぞれの役者さんの雰囲気に
ぴったりで、演技が自然で観ていて気持ちよかった。

結局、片思いとストーカーって微妙なすれすれのラインで、
登場人物3人とも、「ストーカーで気持ち悪い」と言われてしまってるるところも面白かった。

好きになると、客観性を失う典型的な例だと思いました。

ラストの百瀬と佳代の言葉を交わさないシーンが、自然光とともに
優しく包み込まれるような幸せな余韻を残してくれて良かった。


エンディングに流れる羊毛とおはなの「空が白くてさ」もかなり
私の心に刺さる曲で、買ってしまいそうです。




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Posted by なお
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[邦画 青春]  thema:DVDで見た映画 - genre:映画
川の底からこんにちは
タイトル  : 「川の底からこんにちは」    2010年 日本
監督    : 石井裕也
キャスト  : 満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了

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ようやく色んなことがひと段落。
久しぶりにのんびり出来る時間が取れました。
いい天気の中、散歩も出来たし、とても気持ち良かった。

そして、前から見たかった「川の底からこんにちは」を鑑賞。

佐和子(満島ひかり)は、自分を、「中の下の人生」と言い、
これまでの失敗を開き直り、
「しょうがないからがんばるしかない」と、プライドなんて
捨て、ぶちまけるシーンが爽快で、とても良かった。

佐和子の開き直って、人目を気にしない
生き方は、いいなぁと思う。

自分自身の中にも、まだ開き直れない、
くだらないプライドや過去の失敗をひきずってるところがあって、
私もどこかのタイミングで、主人公のように
変わらなきゃなぁ、とは前から思っていた。
でも、変わっていない自分がいる。


そのためには、映画の中に出てくる佐和子の友人や、
バツイチ彼氏のように自分が輝けないことを、
周辺環境や他人に責任転嫁してはいけないなぁと思う。

気づかずに、私もそんな思いを抱いて暮らしているときが
あるから気をつけよう、そんな風に思える映画でした。

佐和子のお父さんの点滴の色etcが生々しかったり、
親戚のおじちゃんがエロそうだったり、
全体的に憂鬱な感じもするんだけど、
それを吹き飛ばすくらいの社歌があり、
笑えるところもあって、全体的に面白かった。

そして、久しぶりに映画を見て、やはり楽しかった。





Posted by なお
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[邦画 青春
キッズ・リターン
タイトル  : 「キッズ・リターン」    1996年 日本
監督    : 北野武
キャスト  : 金子賢、安藤政信、森本レオ、石橋凌、モロ師岡、寺島進

キッズリターン 

ミリオンダラー・ベイビーから、何となくボクシングつながり。

1996年作品で、私はいま30歳なので、
ちょうど16歳の頃の、同世代の若者の群像劇。

社会からはみ出している高校生の孤独と、さびしさ、
行き場の無い気持ちが、ぐるぐると自転車で校庭をまわるところに
ものすごく表れてて、見ていて不安で痛かった。


金子賢は、ヤクザの世界に入り、ヤクザ世界の裏切りに合う。
安藤政信は、ボクシングの道を選ぶが、ボクサーの先輩に、
せっかくの才能をダメにされてしまう。
中小企業の営業に就職した男の子はタクシーの運転手に転職して事故に合う。
芸人を目指す男の子達は、結構お客さんが増えていた。

どんな夢が実現するか、誰が、夢を勝ち取るのか、
誰にも分からない、現実の厳しさを感じた。


それと、安藤政信の才能を摘み取る、先輩ボクサー(モロ師岡)のように、
いい人なのか、悪い人なのか一見分かりづらい大人が、
私は一番怖かった。


最後に、安藤政信と、金子賢のセリフで、

「俺達、もう終わっちゃったのかな。」

「まだ始まってもいねえよ。」

痛さや皮肉の中に少しの笑いと希望が込められたセリフが良かった。

だって、2人とも挫折したけど、
ちゃんと止まることなく前へ進もうとしているから。

挫折してそこからどうやって立ち上がるのかを
考えて生きていくことが大事なんだと思う。

そう、自分にも言い聞かせて、
2人の姿に少し安堵することが出来た映画でした。

最初と最後のシーンで2人の自転車の乗り方に
変化があるのも見ていて興味深かった。


キッズ・リターン1

Posted by なお
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[邦画 青春]  thema:DVDで見た映画 - genre:映画
女の子ものがたり
タイトル  : 「女の子ものがたり」    2009年 日本
監督    : 森岡利行
キャスト  : 深津絵里、大後寿々花、福士誠治、風吹ジュン、板尾創路、森迫永依、奥貫薫、波瑠、高山侑子

女の子3


撮影ロケ地となったのが愛媛県の大洲市と伊予市とのこと。
ここの夏の風景が、とても、とても、美しかった。
特に大後寿々花ちゃん(なっちゃん 真ん中)の表情と夕焼けが印象的で好き。



どうして、女の子3人はこんなにも辛いのに底抜けに笑顔なんだろう?
この大人になる真っ最中の、無力な3人が、とても愛おしくなった。


女の子たちは、
遥かなる未来の幸せと、
今の幸せじゃないことに怯え、
「自分は、幸せになれないんじゃないだろうか?」と
頭をよぎっている。

そんな、幸せを夢みている、こわれそうな女の子たちに共感できる。
女の子に共通している、この先の見えない「不安」って理解できる気がする。


原作者の西原理恵子さんが先日TVで、
「どん底でこそ笑う」というようなことをおっしゃっていた。
実際に経験された苦しいことが、TVで紹介されていた。
それなのに、とても明るく幸せそうな雰囲気が出てらっしゃって、素敵だった。

映画の彼女たちの心には、
笑い飛ばすしかない「にがい現実」があり、
だからこそ強く、たくましくなる道しかなかったんじゃないか、と思う。
甘ったれてるひまはない。


「男がおったら幸せか?」
「夢があったら幸せか?」
「幸せって何なん?そんなんどうでもいいやろ。」


ケンカのシーンは、泣きそうになるくらい切ない。
仲が良いからこそ、
色んなことを共有しているからこそ、
激しくもなる。



「あんなに仲の良かった友達はもうできない。」
「私のこと全部好きな親友に出会えますように。」



しばらく胸がぐっと締め付けられたままだった。


大人になった今でも、
男性でも女性でもすべてをさらけ出せる親友に
出会えたら幸せだと思う。

そして、私の将来で、これからもそんな友達に出会えたらいいな、と思った。



「女の子」の物語だけど、
恥ずかしい部分も見せられる大切な友達についての、
男女共通の話かな、と思いました。



女の子2


なっちゃん(深津絵里、大後寿々花、森迫永依)は主に黄色の洋服を着ていて、とても素敵だった。




Posted by なお
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[邦画 青春]  thema:映画DVD - genre:映画
誰かが私にキスをした
タイトル  : 誰かが私にキスをした
監督    : ハンス・カノーザ
キャスト  : 堀北真希、松山ケンイチ、手越祐也、アントン・イェルチン

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ストーリー
東京のインターナショナルスクールに通う女子高生ナオミ(堀北真希)は、階段から落ちて過去4年間の記憶を失う。
ナオミの周りに、アメリカ人の彼氏のエース(アントン)、親友のミライ(手越裕也)、病院まで付き添ってくれたユウジ(松山ケンイチ)の3人の男子が現れる。ナオミは何かと悪い噂のあるユウジに惹かれていく。

観終わった感想

不思議な感覚の残る映画でした。

先月、ハンス・カノーザ監督の「カンバセーションズ」を観て、
画面を2分割にするデュアルフレームが観にくいな、分かりづらいな、と思ったのですが、
今回は2分割がほとんど無かったです。

その代わりに、登場人物が撮影した写真が、2Dなのに立体的に
映し出される撮影映像が、テンポ良く出てきます。新鮮だったので楽しめました。↓

darekisu2.jpg

ストーリーは、日本が舞台の青春映画ですが、
アメリカの監督だし、ほぼアメリカの高校の青春映画だと
思って観れば抵抗なく観れるのかなと思います。

邦画として観るとセリフもくさいし、登場人物も
日本人ばなれしてるように感じてしまうのかな、と思いました。

出演者の方々の演技が浮いてない感じがするので、
その違和感も、私は特に気になりませんでした。
でも、手越祐也くんは特にセリフがアメリカンな日本語だから大変そうだなぁと思いました。

話は、ナオミとミライが作る学校年鑑“イヤーブック”を中心に進みます。
その中で、ナオミは3人の男子と恋愛関係になり、振り回され、振り回しつつ、
自分のアイデンティティーを獲得していく展開が、興味深かったです。
最終的には、こうなるのか~っていう感じでした。

darekisu6.jpg  darekisu7.jpg



私はインターナショナルスクールにも通ってないし、3人の男子と並行して
恋愛した経験も無いので、ナオミと共通点も無いのですが、
他人と関わることで、悩み、自分らしさを知る、というのは10代に感じたことでもあるし、
今でも人との関わり合いの中で自分らしさや得意、不得手を認識するので、
そういった意味では、退屈せず映画になじめました。
もちろん、松ケンのファンということもありますが。

映画館で、私の席の近くで観ている高校生は若干退屈していたようで、
登場人物と同世代でさえも、面白くない~って思う人もいるだろうなと思いました。

正直、分かりにくいシーンもあります。

でも、堀北真希ちゃんは、相当かわいいし、
1人で浜辺で居るシーンはロマンティックで美しく、惹きこまれました。
美しく、悲しく、一番印象に残りました。


松ケン話ですが、
松ケンは、精神的に不安定な病気を抱えている、分かりづらい役でした。
そこをオーバーに演じている感じもせず、でも特徴をつかんでいて、
強いインパクトを残すシーンもあるし、
常に不穏な感じを漂わせていて良かったです。
セリフはくさいし、かっこつけてる役で新鮮でした。かっこいいです。


あと、主題歌ではない、他の、アコースティックな感じの挿入歌が結構好きでした。


結局、感想としては、邦画には無いタイプの不思議な青春映画で、
面白い!ノスタルジック!って感じではないのですが
新しい気持ちになれる映画で楽しめました。



Posted by なお
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[邦画 青春]  thema:映画感想 - genre:映画
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