映画が伝えたかったことを想像する
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Posted by なお
 
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スラムドッグ$ミリオネア
タイトル  : スラムドッグ&ミリオネア 2008年イギリス アメリカ
監督    : ダニー・ボイル
キャスト  : デーブ・パテル, アニール・カプール, イルファン・カーン, マドゥル・ミッタル, フリーダ・ピント

スラム

ストーリーは、
インドのスラム街、ムンバイで育った少年ジャマールは、「クイズ$ミリオネア」にて、一問を残して全問正解、
一夜にして億万長者のチャンスを掴む。だが、無学な彼は不正の疑いをかけられ、番組の差し金で警察に連行され、尋問を受けることになる。
スラム2 スラム6 スラム3



観終わった感想。

予想も付かないストーリー展開で、子供たちの過去、クイズ番組出演中の様子、警察の尋問、
色々な時が交錯して、最初から最後まで映画に釘付けでした。音楽も素晴らしかったです。

クイズに勝ち進んで行くと共に、彼の生き様や
なぜTV番組に出場するかが分かっていく展開は惹き込まれます。

よくドキュメンタリーでスラムで育つ子供の映像等を見た事があるけれど、
この映画の中で、出てくるママンという男の、子供を利用してお金儲けをする
大人たちのえぐさは、特に印象に残りました。
恐ろしい。

とても悲しかったシーンは、主人公が、盲目の歌い手として物乞いする少年に再会した時に、
主人公に向かって「君は幸運だっただけで、僕は不幸だった、ただそれだけさ」と
というようなセリフを盲目の少年が言うシーンが、とてつもなく悲しかった。

幸運、不運って本当に紙一重で偶然でなってしまうものだと
この映画を観ていて感じました。タイミングだと。

主人公は、ママンの不幸から紙一重で不運を免れただけなんだ。
そう思うと、偶然とは本当に恐ろしいものだし、
盲目の少年がかわいそうで仕方がない。



最後に、

「彼はなぜクイズに勝ったのか?
運ではなく、運命だった。」

の字幕が、この映画の'しめ'として出てきますが、
もちろん、主人公が初恋のマティカを愛し続けたからこその運命だと思います。

それに、主人公ジャマールが不屈の精神で、あきらめずに戦い続けた正直者だからこそ、
つかめた幸運だといいなと信じたい。

貧困は悪を生むことは承知しているけれども、
そんな中で、愛や見捨てる人さえいなければ、
そして正直に一生懸命生きていれば救いはあるのだとも信じたい。

億万長者になれなくてもいい、やっぱり愛だと思う。
原作と読み比べをしても面白そうだなと思いました。


最後に、美女マティカ

スラム7











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Posted by なお
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[外国映画 社会]  thema:映画DVD - genre:映画
チェンジリング
タイトル  :「チェンジリング」   
監督    : クリント・イーストウッド
キャスト  : アンジェリーナ・ジョリー, ジョン・マルコヴィッチ, ジェフリー・ドノヴァン


チェンジリング

チェンジリング(changeling)とは
「取り換えられた子ども」という意味。
1928年にロサンゼルスで起きた実際の事件を描いている。
これが事実とは壮絶すぎる。


観終わった感想。
もう1度観たいとは思わないけれど、観てよかったと思う。
途中、目を背けたくもなった。
でも、一生忘れない映画になることは間違いない。



観ていて、常に怖さを感じた。

それは、

不条理な社会の怖さ
取り換えられた子供の振る舞いや心の怖さ
アンジェリーナ・ジョリーが精神病扱いされ、
病院に送り込まれ、そこでの入院生活や、医者の怖さ
意外にも巻き込まれた、事件の恐ろしさ

こんな運命を背負わされた女性がいたという現実にがく然となった。

アンジェリーナ・ジョリーの演技も
本当に心がえぐられるほど凄みのある演技だった。

「Did you kill my son?」と
事件に関わる人物に対峙し、繰り返し、
問いただすシーンは忘れがたい。


そんな絶望と理不尽な人生の中でさえ、
彼女は息子を探し続ける。

最後のシーン。

アンジー「これでやっと確かなものをつかみました」
刑事「何をです?」
アンジー「希望よ」

それが唯一の映画の救い。
でも、厳しい現実を淡々と伝える映画だった。


冒頭に、心に引っかかったセリフ


ケンカは売らない
売られたケンカは、ケリをつける


この言葉は、彼女の生きる上での信念だと思う。
最後に映画を通して思った。

チェンジリング チェンジリング
(2010/01/22)
クリント・イーストウッド






クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」も、
観ようか迷っていたけれど、余裕のある時にチャレンジしようと思う。
Posted by なお
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[外国映画 社会]  thema:映画DVD - genre:映画
ノーマ・レイ
タイトル  :「ノーマ・レイ」 
監督    :マーティン・リット
キャスト  :サリー・フィールド, ボー・ブリッジス, ロン・リーブマン
ジャンル  :社会

ノーマ・レイ


たまたま、昨年、NHK-BSで放送されていたので観た。
1979年の映画だし、知らなかった。

でも、熱い映画でした。
多分、これからも忘れない映画になると思う。

アメリカ南部の紡績工場で、過酷な労働を強いられている女性が、
ニューヨークからやって来た紡績労組協会の運動家と出会い、
労働組合を立ち上げようと、目覚める。

見応えがある理由は、

紡績工場の労働環境のすさまじさ。
でも、そこで働くしか選択肢のない人々。
運動家の強く熱い正義感。

それに応えるように彼女の価値観が大きく揺さぶられる。
家族や同じ労働者からも、孤立するが、
屈せず、強く賢くなっていく。

観ている私まで、労働組合結成の運動に参加しているような気持ちになっていた。

そして何より、最後に「UNION」を掲げるシーン!!
思わず手に汗握って画面に釘付けになった。


最後に、運動家がニューヨークへ戻るシーン。
彼女はこれからの生活のことを聞かれ、
「生きる!」と自立した女性に生まれ変わったかのように答えてた。

恋愛とも友情とも言い表せない2人の深い信頼関係が生まれていた。
こんな人間関係が私はとても好き。

彼女の演技は本当に清々しく、迫真だった。
特に最後のシーンは。

エンディング曲も美しかった。

この映画、少し古くて地味かもしれないけど、見る価値は十分にあると思います。


ちなみにこの映画、受賞していました。

・1979年度アカデミー賞2部門受賞(主演女優賞/歌曲賞)
・カンヌ映画祭主演女優賞










Posted by なお
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[外国映画 社会]  thema:映画感想 - genre:映画
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