映画が伝えたかったことを想像する
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Posted by なお
 
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ゆれる
タイトル  : 「ゆれる」    2006年 日本
監督    : 西川美和
キャスト  : オダギリジョー, 香川照之, 伊武雅刀, 新井浩文, 真木よう子

yureru.jpg

観たいと思いつつずっと観る機会がなく、今回鑑賞。

男の兄弟の確執と、信頼関係のぐらつきと、
田舎の閉塞感、希望の持てない人間の気持ち、などなど
色んな感情が、あらわになっていて、苦い映画でした。

最初から、おしゃれな音楽とおしゃれな東京の事務所や
オダギリジョーが運転する車が、かっこよく登場するけど、
画面が暗くて、この先の展開も暗そうな印象を受けた。

香川照之演じるお兄ちゃんの、切なさは見ていて辛かった。

地元で単調な仕事、もてない、親の世話、家事・・・。
閉塞感あふれる中で、弟に嫉妬し、それでもすべて飲み込んで
生きている姿が目に焼きついた。


刑務所の中で、オダギリジョーに向かって
「なんつって なんつって なんつってー」と
切れるシーンは怖い。

オダギリジョーも真木よう子も、香川照之も
みんな人間が持ってる闇の部分とか空しさや孤独が
出ていて、やっぱり成功して東京に居ても、
田舎で退屈に暮らしていても、人間には埋まらない
闇や、汚さ、嫉妬がうごめいていると感じた。


私は最後のシーンは、香川照之はバスに乗って消えてしまうと思う。


希望を見出しづらく、人の機微があらわで、
二転三転するストーリー展開から目が話せられない映画でした。

オダギリジョーの演技も、香川照之の演技も
本当に素晴らしかったです。2人の演技がこの映画をすっごい世界観にしてると思いました。


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Posted by なお
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[邦画 ヒューマン]  thema:DVDで見た映画 - genre:映画
悪人
タイトル  : 「悪人」    2010年日本
監督    : 李相日
キャスト  : 妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林

悪人1



原作を読んで観たので、ミステリー的な展開の結末はすべて分かってるから
ハラハラ感は無かったけど、小説が映像化されることによって
リアルな表情がえぐかったり、切なかったり、とても面白く観れた。

特に妻夫木君が首を絞めるシーンは、顔が獣のような感じで
怖くて、やっぱり演技が上手な人なんだなぁ。と思った。

感想は、結論が出るわけでもなく、希望が持てるわけでもないので
とてももやもやする。でも心が揺さぶられた。

「悪人なんですよね・・」

最後の光代が2人で灯台から朝日を観るシーンは景色も
2人の涙目の表情も清々しく切なく、悲しすぎる。



悪人って何よ、だれでも悪人の部分はあると思う。
悪人だから殺したんじゃなくて、原因があって憎しみ→瞬発的に殺すって
人間の心に潜んでる気がする。


自分も含め、人間の心って意地悪くて怖い部分あるな、って思う。


殺された満島ひかりのお父さん(柄本明)が、
「お前らは大切な人が少なすぎる、それを失うことを
バカにして余裕持って生きてればいい~」みたいなことを
言うセリフが引っかかった。


深津絵里も体当たりで素敵でした。

あまりにも孤独だと出会い系サイトで
出会って即、体の関係になってしまうのだろうか。

誰も絶対否定できないんじゃないかなぁ。


ドラマ『スローダンス』のさわやかな役柄だった2人からは
想像もつかなかい。このドラマ好きでした。

スローダンス








Posted by なお
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[邦画 ヒューマン
サイドウェイズ
タイトル  : 「サイドウェイズ」    2009年 日本
監督    : チェリン・グラッグ
キャスト  : 小日向文世, 生瀬勝久, 菊地凛子, 鈴木京香


sideways.jpg


ずっと忙しかった。
久しぶりにDVD鑑賞。

オリジナルも良かったけど、
こちらも良かったです。

きっと、きれいなぶどう畑の風景や、
ワインや、美味しそうな料理が、たくさん出てきそうなので、
何か、美味しいものを食べながら鑑賞したいな、と思い、
ピザを作ることにした。

レシピは知人に教えてもらっていたので、
その通りに作ったけど、カリカリのクリスピー過ぎる、
残念な風貌のピザが出来てしまった。

でも、トマトソースの味はおいしかったので、
また次回チャレンジ。


感想。


海外で日本人の俳優だから違和感あるのかな、と
想像していたけれど、菊池凛子さん、鈴木京香さんの
それぞれの魅力が、ナパ・バレーの美しさに
自然な感じで溶け込んでいたし、おじさん2人組も
とても味わい深くって、コミカルで違和感なかった。


小日向文世さんが、
「折り合いつけたいんだよ!!!」と、
やぶれかぶれで言うシーンがスカッとして好きだった。


最後のエンディングの歌も良くって、
自分にも重なる気持ちがあって、元気が出た。

おととい知人が、同じような内容で、
温かく励ましてくれてたので、
なんかびっくりした。

思わず歌詞をメモした。


人は言う
星の並びも
あらゆる出来事も
人生は定められた旅路
与えられた喜びを受け入れよう
でもすべてが運命だなんて
僕は納得できない



人生は、もう決まってるんだから、
暗く生きても、楽しく明るく生きても一緒。
だったら楽しく生きたほうがいいやん。


納得できないし、折り合いつかないこと、
もがいてることあるけど、
楽しく明るく生きたほうがいいに決まってる。

それを時々忘れて、欲張るから悩むんだけど、
その言葉を言ってくれた知人に感謝。

この言葉、忘れないように、
今の私の出来る範囲で、私らしく、
やっぱり、いろんなこと楽むように、しよう。
肩肘はらないで。

Posted by なお
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[邦画 ヒューマン]  thema:映画DVD - genre:映画
ノーボイズノークライ
タイトル  : ノーボイズノークライ
監督    : キム・ヨンナム
キャスト  : 妻夫木聡, ハ・ジョンウ,柄本佑,貫地谷しほり,あがた森魚

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渡辺あやさん脚本ということで鑑賞。

ストーリー

家族を背負いながら生きる亨(妻夫木聡)。家族の愛をしらないヒョング(ハ・ジョンウ)。
日本の闇組織のボスに密輸品を運ぶヒョングと、彼のボートを出迎える亨。
ふたりはある日、“荷物”として運ばれてきた少女と出会い、行方知れずとなった彼女の父親探しを始める。


観終わった感想。

なんだか中途半端な話だなという感想。

亨が、病気の小さな子供、おばあちゃん、妹を養うために
裏社会での仕事に手を染め、お金のために何でもするという設定ですが、
亨の家や家族の辛い状況も、リアルじゃなく、とってつけたような感じがありました。

もちろん、亨には、裏社会で働かず、
まっとうな人生を歩みたいと願う気持ちを持っているけど、
好青年?な感じで裏社会で働いてる雰囲気がそもそも感じなかった。

だからこそ、亨の悪になりきれない雰囲気がどこまでも残っているし、
映画のシリアスな内容に、そのさわやかさと、若干含まれるファンタジーの要素が、
合っているのかが、分かりませんでした。

家族愛、友情、恋愛、色々な愛が盛り込まれてたと思いますが、
どれも中途半端な描き方に感じ、感情移入できませんでした。


2人のカラオケシーン「アジアの純真」は、楽しかったです。

noboys2.jpg




Posted by なお
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[邦画 ヒューマン]  thema:映画DVD - genre:映画
のんちゃんのり弁
タイトル  :「のんちゃんのり弁」   
監督    : 緒方明
キャスト  : 小西真奈美、岡田義徳、村上淳、岸部一徳、倍賞美津子

のんちゃん

☆第64回毎日映画コンクール 
<主演女優賞>小西真奈美 <助演男優賞>岸部一徳

☆第31回ヨコハマ映画祭受賞 
<監督賞>緒方明 <主演女優賞>小西真奈美 <助演男優賞>岡田義徳



ダメ亭主に愛想を尽かし、娘を連れて実家に出戻った主人公、小巻(小西真奈美)。
31歳、特別なキャリアも持たず、仕事も見つからない。そんな中、
娘のために作ったのり弁が評判を呼び、彼女はお弁当屋を開くことを決意し、
その中で成長していくストーリー。



観た感想。

ハイテンションで面白く描いていますが、
本当に、実在するような女性の生き方なので、
たくさん共感できるし、元気をもらえました。

夫もダメで、小巻自身の人生も中途半端。


そんな中、彼女は必死になって自分の「行き場所」を見つける。
「私は居場所ではなく、行き場所を見つけたんです!!」と話すシーンは、イキイキして輝いている。


でも、好きなことを仕事にしたい!という思いで、突っ走って頑張れるけれど、
その気持ちだけじゃやっていけないし、現実はそれほど甘くない。



岸部一徳さんや、倍賞美津子さんのセリフ一言一言も
人生の先輩である大人だけあって、
小巻の生き方の甘さや、中途半端さをシビアに指摘し、芯をついていた。


「あんたの責任っていったい何なんだ?」
「何かを成し遂げるためには、何かを犠牲にしないと、周りのものがどんどん腐っていくんだよ!」
「あなたの手が大人になったらお弁当屋を始めてもいいよ」


のんちゃん3



「手が大人になる」ってどういうことだろう?
自分がそんな風に問い詰められても、きっとやっぱり答えられないと思う。




小巻は最後に我が子を見送るときや、弁当屋をオープンするときに
本当の意味で自立して、成長していた。
そのために、中途半端な自分の心や、人との付き合い方を変えた。
責任も負った。



必死で自分の行き場所を探す姿は、
境遇が違えど女性なら共感できて、明日からまた頑張ろう!と、
やる気が湧いてくる映画だと思いました。

面白かったです。


ちなみにダメ亭主役は岡田義徳さんで、
やっぱりこの方の演技の幅広さに感動しました。
どこまでダメで、怪しげな男なんだろうと思ってしまいました。


のんちゃん2

フードスタイリストは飯島奈美さん。
確実にお弁当が食べたくなるし、自分でも作りたくなります。




Posted by なお
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[邦画 ヒューマン]  thema:映画DVD - genre:映画
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